岐阜県立可児高等学校・探究部

岐阜県立可児高等学校・探究部のWebページです。 主に 1)学年で実施される「総合的な探究」の時間について 2)有志活動である「エンリッチ・コアメンバー」の活動 3)その他のスピンオフ企画 についてお伝えしています。

岐阜県立可児高等学校・探究部

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記事一覧

地域の問題を考えてみる。

教科における探究(英語編Part2)

QA4U The Third Party始まってるよ。

教科における「探究」を考えてみる。

ベトナム研修の目的(その2)

ベトナム研修・・の視察。

「地方の活性化策=イオン誘致」の方程式

探究活動における「アクション」の行き着く先・・

「チ。ー地球の運動についてー」に思う。

ブーム到来、の影に・・・

GPTを活用した英語学習・・・

一手不足時代の人余り時代突入・・?

「楽しいと思える心」を育てるのが先か「楽しいと思わせるスキル」が先か・・。

サステナブルブランド国際会議 参加レポ編

2024 SB Student Ambassadorブロック大会(東海地区・名古屋)に参加してきた

地域の問題を考えてみる。

そろそろ各学校の探究も学年発表とかやって まとめの時期になっているかと思います。 本校も来週の発表で一旦終了です。 本校の探究の課題は 「課題設定までのリサーチ、端的に言えば先行研究を  踏んでない思いつきの探究からの脱却」でしょうか。 課題設定の時に誰からも突っ込まれないのが 原因だと思います。担任の先生・副担任の先生を含めても クラス40人定員を2人で壁打ちというのもまあまあ大変。 もうちょっとマイルストーンを設定してグループで発表、 ディスカッションを定式化して入れ

教科における探究(英語編Part2)

本日の投稿、その追記: 探究って、思うんですけど、 教員の役割って大きい と思うんです。 「これ、面白くない?」 て思えるかどうか。 イメージするのは 「岡田斗司夫」さん、 「大関真之」先生、 「安河内哲也」先生とか・・・ 嬉々として自分の専門(好きなこと)を 語ってて思わず引き込まれてしまう。 その情熱や面白さを伝えられるのも、 教員を代表とするオトナ達だと思います。 もっとそういう社会に なっていけばいいんですけど・・・ ただ、 大学入試で出るから覚えなき

QA4U The Third Party始まってるよ。

量子コンピューターって知ってますか? 聞いたことはある、ぐらいの人は結構いると 思います。 生成AIでコンピューティングの電力確保競争が 激化すると予想され、世界中の資産家が 核融合に投資をしています。電力が次の 石油になるからです。ですけど、使うことも 大事ですが「使わない工夫」も大事ですよね。 その一つが量子コンピューター、だったりします。 量子コンピューターにはIBMが主導するゲート式と 日本人が提案し、カナダのDウェーブマシンズが 作り上げた量子アニーリングマシン

教科における「探究」を考えてみる。

「総合的な探究の時間」に関わってまる6年。 現行課程スタートに向けた準備段階から・・ もう6年になります。 前任校、加茂高校定時制からすると10年 ぐらいになります。 ただ、加茂高校定時制の時は外国籍の子たちと 「一緒にやろうぜー!」って感じで 生徒と一緒に自分の探究をやってた 部分もあり、総合学習の域を出てなかった かもしれません。 (自分で問いを発見するってより、 自分が引っ張ってた部分があるので。 ただ「生徒が自分自身の問いを 見つけるまで何もしないのもなぁ」 とも

ベトナム研修の目的(その2)

約2年前の記事です。 この当時は「そんな馬鹿なことがあるか」 という人も多かったでしょう。しかし、 今朝方こんなニュースがありました。 平均給与の話をすると分かりにくいと 思いますが、ビッグマックの価格が 各国の物価に合わせて設定されてるので これを「ビッグマック指数」として 比較する面白記事もあります。 そう、日本は高度成長期、そしてバブル経済期を経て、 「失われた30年」を過ごしています。そして、 コロナ期後、我々が「発展途上国」と呼んできた 国々が人口増加を背景に

ベトナム研修・・の視察。

次年度、本校はベトナム現地に赴いて 海外研修(フィールドワーク)を 有志生徒に対して実施する計画があります。 なぜベトナムか?(前振り) 本校は、これまで4年間コロナ・パンデミック の影響で1年目に実施した海外フィールドワーク (セブ島)が実施できない状況でした。 留学ジャーナル様のご支援・ご協力で 大学生向けに実施していたオンライン によるベトナム現地の大学生との オンライン交流プログラムを高校生向けに 再構成して夏休みに1週間〜2週間、 大体5回ぐらいのセッションに

「地方の活性化策=イオン誘致」の方程式

可児高校探究部です。 さて、新過程に入り総合的な探究の時間もまる3年が 経過しました。本校では1年生は地域を題材に探究活動の 手法を学び2年生は自由テーマ設定、個人探究をメインに、 合理的な理由があればグループ探究も可能なようになって います。 地域の活性化をテーマにした探究活動のアイデア出し 活動を行うと数グループに1つは「イオンを誘致すれば」 という話になりませんか?大型ショッピングモールと いうとこの近所にはイオンぐらいしかないわけで イオンという名前を出しますが、要

探究活動における「アクション」の行き着く先・・

岐阜県では指定事業を受けている高校を中心に 探究活動のイベントがある。指定事業を受けてる学校 から悉皆(2−3名生徒)で、学校混成チームで 毎年異なる岐阜の課題についてソリューションを 考えプレゼンするものなのだけども、最終的にどうしても SNS展開、SNSで認知を上げるといったソリューションに 行き着く。高校生からするとSNSは身近だし、その影響力は 否定できない。ただ、本当にSNS「だけ」が、情報伝播の 手段なんだろうか?と常々考えている。 実際そうだな、と過去の自分の

「チ。ー地球の運動についてー」に思う。

ネットフリックスのおすすめで、 表題にアニメを見始めたら面白い。 大関先生@東北大学や、 野村先生@UCバークレーのおかげで (いや、こっちはリハっくさんのおかげ  なのだけれども。直接お話ししたこともないし) 理科、特に数学とか物理に心理的抵抗感が なくなってきたこのタイミングでこのアニメ と出会うのはベストタイミング!でした。 架空のお話ではあるのですが、当時の社会情勢を 考えれば「遠からずそういうことはあったのだろう」 というストーリーをうまく紡いでます。また、 特定

ブーム到来、の影に・・・

教育にはいろんな流行があります。 ちょっと前だったらギガスクールに代表されるICT もそうですし、その前は高大接続・英語民間検定試験 ブームだったり。 探究活動もその一つになってる気がします。 探究活動が活発で、東大にバンバン推薦で合格します! 日本各地の高校、進学校から、元々は進学校 じゃないところからも「えっ!」というような 大学に入学した。その真実は!? みたいな報道が以前は結構流れました。 その次にきてるのが多分アントレプレナーシップ だと思うのですが、この二つは

英検、受けてます?

実際生徒さんで受験する人が多い。 ただ本校は準会場やってないので、近隣の 塾の準会場に入れてもらったりしてる。 正直、準会場と本会場の価格差よりも 英検準一級を三年6月までに合格した方が 経済的メリットが大きい気がするが、そこは 各自の状況によりけりなので各自で判断して いただくとして、 私立大学の中には個別の入試から 英検シフトもあるかもしれないですね。 作問コストはバカにならないでしょう。 勤務されてる大学の先生方は作問されると して、その方々が高校の英語教育を熟知

GPTを活用した英語学習・・・

連続投稿失礼しますが・・・ 先日、名古屋市内・中京大学で東進衛星予備校植田公様のご厚意で、英語講師の安河内哲也先生の授業を受けることができました。前半は「英語力を高めないと、共テは乗り切れないぞー」という話。まあ、そうですよね。速く(場合によっては読むべきところだけを)読んで、45分ずっと英語を聴き続けて問題に答え続けるわけなので「英語体力」が必要です。普段の英語学習がコレに合致してるか?を見直す必要はありそうです。(国立二次で求める力が学校によっては違ってるのが不幸の元です

一手不足時代の人余り時代突入・・?

本日、教育評論家・Youtuber「全国の大学に行ったことがある男」山内太地さんのXでの投稿に注目したいと思います。 これ、5年ぐらい前にはOECDが指摘している所です。可児高校に転勤してきたばかりの年に英語プレゼンテーション大会で論じたテーマに使ったエビデンスにあった覚えが・・・ちょっとググってみたんですけど、スライド見つからず。 ただ、OECDは常にコレからのデジタル社会において今までのホワイトワーカー的な仕事は無くなる、とか、仕事として名前は残ってても業務が変質する

「楽しいと思える心」を育てるのが先か「楽しいと思わせるスキル」が先か・・。

昨日は実家の用事で3時間ほど待ち時間があったのでリハックさんの「野村泰紀先生の物理授業最終講義」をみてました。この方の物理の概論を聞いてるとうずうずします。もうちょっと解像度上げたいな、と。そこで大関真之先生の大学生向け物理講座とか見るといいんじゃないでしょうか。 野村先生の物理学大全ともいうべきシリーズ そして、大関真之先生のこちら さて、野村先生の最終講義と題したこの動画、「時間ってあるの?」っていうお話もすごく面白いのと大関先生の話でよく出てくるけど謎のキーワード

サステナブルブランド国際会議 参加レポ編

前回の続き 前編で「SB  SustainableBrand国際会議って何?」って話を書かせていただきましたのでお読みになられてない方はそちらを・・・と思いますが、今回は「で、何をしてたの?」について書いていこうと思います。 キーノート講演・株)StockBase関さん 「大学4年生で休学して、起業。」 最近、そういう話を探究界隈ではよく聞きます。 公務員やってると夢のようにも思えてしまいますが、ビジネススキームとしてもよくできてますし、講演後早々に名刺交換してお話伺いまし

2024 SB Student Ambassadorブロック大会(東海地区・名古屋)に参加してきた

お久しぶりでございます!久々の投稿になってしまいました。 来週、本校にご訪問いただく宮城県の先生がこのnote見ていらっしゃるということを聞き、諸事情で投稿が停滞してましたが、ネタは溜まってきてますので今年度第二期遅ればせながらリスタートしていきたいと思います。 よろしければ、いいねよろしくお願いします🙏 (励みになります) SB・サステナブルブランド国際会議って?さて、今日は名古屋・名城大学さんで行われるSusutainableBrand国際会議に参加しています。生徒4名