岐阜県立可児高等学校・探究部

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岐阜県立可児高等学校・探究部のWebページです。 主に 1)学年で実施される「総合的な探究」の時間について 2)有志活動である「エンリッチ・コアメンバー」の活動 3)その他のスピンオフ企画 についてお伝えしています。

最近の記事

やっぱり東北大学、熱い。

はい、大関先生ウォッチャーの「中の人」です。 さて、夏のオープンキャンパス、どこかいく 予定はありますか? 東海地区から東北大学ってなかなかハードル高いと 思いますが、HPを見ると、なかなか楽しいですよ。 (広報に力を入れてるのはすごく伝わる・・) 研究室バックヤードツアーって名前。 動物園とか、水族館で「バックヤードツアー」 って見たらうずうずする「中の人」なので、 関東圏の人とか北陸の人は頑張ればいける距離 なんで頑張って行ってほしいですし、 何より「現場の生の声」を聞

    • 教科における探究〜英語編〜

      前書き 教科における探究といえば、8月1日こちら現地で参加してますので、 Note友達な先生方、もしいらっしゃる時は声かけてくださいねー (fbかTwitter(旧X)さがして貰えば自分いますので・・) 今回、LLM(生成AI)をバリバリ英語指導で使ってる安河内哲也先生と、東大松尾研で教育分野にコミットしてる吉田塁先生、とガジェット好きな自分としては「行かねば」と思ったので急遽参加します。 安コーチ先生のブログ 吉田先生の動画(そのほかはリコメンドに従って見ていけばO

      • 探究の時間のスペシャルゲスト!

        先週の総合的な探究の時間に、HONDAブランドで農機具を 生産、販売をされている和同産業株式会社の営業部の待井様に ご来校いただきました。 Special Thanks to 今回、GLA(グローバルリーダーアクセラレータープログラム)参加中の エンリッチ・コアメンバーの一人が「農業をITで救いたい!」という 思いから、農地で高齢者の方々を支援するロボットを考えたいということで JAめぐみの・春里支店様、JAめぐみの可児本部営農経済部可児農業 サポートセンター様、そしてJ

        • 週末、こんな番組が。

          週末なのでテレビ番組でも見たらどうでしょう? えー、と。 しばらく見られるようなので、 世の中の動きはできるだけupdateしておきましょう。 地方の情報・機会格差と戦ってます、可児高。 探究学習、確かに可児高校力入れてます。 多分岐阜県の高校であればどこも何かしら 力入れてやってると思います。 ただ、関東も結構こういうことに力入れてる 学校、塾(AO進学とか力入れてた塾は、 そのまま総合型選抜に移行してますよね。 そういう「経験格差」はこれからモロに出る気もすれば

        やっぱり東北大学、熱い。

          夏のオープンキャンパス情報(続編)

          前回に引き続き、でございます。 前回との違いは、今回の記事は、ちょっとニッチな所、特集ですw 全体情報: もうそろそろオーキャンの受付始まります。意中の大学学部のHP見て申し込み必要かどうか、必要なら何日の何時スタートか確認して授業中でも申し込んで良いか、必要なら保護者から学校に確認するぐらいした方がいいと思います。(大学・学部によっては数分で定員埋まりますんで・・) 愛知県立大学 愛知県立大、こんなテーマやるんですね。意外。 そら飛ぶクルマの話は「観光甲子園」でも話

          夏のオープンキャンパス情報(続編)

          夏のオープンキャンパス考えてます?

          東北大学のこちらのイベント、 バナーも涼しげで、ダブルミーニングで Coolだなぁ、と思います。 で、そんな東北大学さんの電気情報物理工学科の オーキャン。ネットでも公開!らしいので、 タイトルみて刺さるなら、視聴をオススメします。 実際に東北大学、どうやっていくのか考えてみた。 自分なら、高速バスで行く・・ ただ、高校生は安全第一なので新幹線乗り継ぎ 片道2万円。ややハードル高いな。 飛行機の方が安いんだ。

          夏のオープンキャンパス考えてます?

          探究に関わる先生方へ届けー!

          明日から仕事始まりますねー・・ってことで。 短信ですが、これ、絶対に受講した方がいいです。 探究の評価とか「ルーブリック」って言葉聞きません? 英語の先生も、最近ではもしかしたら国語の先生でも 聞くかもしれません。 しれっとこういう横文字の言葉が入ってくると 自分は「イラッとする」というか、 何かえもいわれぬ怒りを感じる時があります。 「何、新しい要素、教育に入れてくるんじゃー、  また外国からだろー。外から入れるものが  良いとは限らんのじゃー」と。 多分、県とかでちゃ

          探究に関わる先生方へ届けー!

          皆が当事者・・(後編

          ちょっと2500文字超えて 長くなったので前後半にわけました。 そして気になるニュースもあったので 貼り付けておきます。 いや、本当他人事じゃないですよ・・ じゃ、大人どーする?問題 そのように時代が変化しています。 それに対して我々大人のマインドは アップデートされてるんだろうか? という内省が必要な局面に来ている かもしれません。 ホリエモンさんじゃないですが、 ・好きなことに没頭できることに出会う(探究) ・自分が好きなことのスペシャリストになる(研究) ・苦手な

          前記事の続き・・。皆が当事者(前編)

          の続きです。 調査結果を見れば見るほど、 思う所があり追加で書きました。 正直、小中高と「支援支援」できてるので、 大学でもそれを求める傾向があると思います。 しかし、義務教育以上は「自分でやれ」です。 特に私立大学が「定員が多い」ので (あ、自分は私立文系ですから、実感してます。) 各大学クラス担任制っぽいことやったり、 工夫してると思います。 実際、自分が在学した京都産業大学外国語学部 は一年次は専門科目で担任制っぽくやってた ので、確かに、心理的安定が図られていた

          前記事の続き・・。皆が当事者(前編)

          特に保護者におすすめ記事

          ちょっと気になる記事があったので、 まとめてみました。 「大学、中退率上がってます。」 なんででしょうね?? 気になる記事がありました。 そりゃ、本人たち(高校生)にも 読んでほしいですが、進学資金をほとんどは 保護者が負担されると思います。 大学進学、自宅から通学するにしても まあまあな金額かかりますよね。 しかも20代の貴重な4年〜10年と 使うわけですから慎重に選びたいものです。 実際、何やりたいのか体験を通して考えたり、 他者との対話で気づくこと、または 大人か

          特に保護者におすすめ記事

          研究者の働く環境、も大事。

          ジェンダーバイアスを超えた進路・職業選択の自由をテーマに、山田進太郎D&I財団と国立女性教育会館が共催するオンラインイベントを7月12日に開催 先日、こんな報道が。 https://www.kyobun.co.jp/article/2024062704 教員の幸福度・生徒の幸福度 という報道もあるし、 地方公務員・教員採用試験低倍率 の報道は、これに関係するかしないか・・。 いずれにしてもQOL上げるのは大事。 これは高校も、大学も、理系職全般もそう思う。 (自分

          研究者の働く環境、も大事。

          緊急!工学部ロボット志望の人!(今朝、CMで見たので・・・)

          名古屋で最先端のロボットエキスポ があります。工学部系でおそらく、 これからオープンキャンパスとかあると 思うんですけど、名古屋大学とか抽選 ですし、どこ見にいけばいいんだろう? ってなってる人もいるので 「こんな手もあるんじゃない?」 というご提案です。 1)企業展に突撃してしまう! これ、結構僕はやってます。 多治見の企業展「き・業展」は毎年 実施されてます。 なぜ、ただの英語教員が、 企業展にいくか? それは、ただの英語教員だからこそ、 地元企業の動きをリサーチ

          緊急!工学部ロボット志望の人!(今朝、CMで見たので・・・)

          本校の探究サポーター紹介

          One Young World Japanとの連携も5年目。世界を垣間見るという意味では本当に自分自身が「世界を見る解像度が上がった」と思います。本当は世界大会いかねば、ですが。(こういう人とつながれる機会ってそうそう岐阜県ではないですよ。PR下手でごめんなさい。でも、自分がいる間は旗振り続けるつもりなので、県内で「世界に繋がりたい(変えたい!)」「東京で一旗上げたいぜ!」という野望ある中学生、可児高校にぜひw(だって定員割れ続くと学校潰されるもん・・涙) で、今年はGLA

          本校の探究サポーター紹介

          教科における探究・・again.

          先日のブログ記事 思った以上に好評で皆さんに読んでいただけ「書いてよかった」と思う次第です。色々調べていくと、教科によって探究に対するスタンスの違いがあるなぁ、と思いました。正直、他の科目のこと、考える余裕ないって先生方も思ってる部分があると思います。渡部もですw 「なぜ英語探究がない?」 一つわかりやすい部分では「〜探求」とか「〜探究」っていう科目が設定されてる教科がある中で、我々英語科は「英語探究」って科目ないですよね。でも「教科指導における探究とは?」と言われま

          教科における探究・・again.

          教科における探究・・

          教科書の内容を深掘りし、実社会で活用する探究学習の重要性について考えてみませんか? 教科における探究って何?・・・って、思ったんですが正直、今年の本校の 教員研修の年間テーマでもあるんですが、 探究担当者としては、「イマイチ分からん」 かったのです。 だって探究は原則が「自らの生き方・在り方に沿って」って言ってたはず。反面、教科カリキュラムは基本的に決まってる一連の流れ(の作業)なわけ、そこに矛盾が生じる。 さらに進学校だと、それさえも「大学受験に出るところが重点的に指

          「大学受験」が選抜機能を失うとき

          前書き人口減少については2010年代 から国立人口問題政策研究所資料とか 「未来の年表ー人口減少日本でこれから起きること」  著:河合 雅司  辺りを読んでから自分は危機感というか 「そのうち来る未来」として 「ではどうするか?」を 自分の行動規範にしてきている。 路頭に迷いたくないから。 母校がなくなる日で、先日こんな講演を聞いた。 で、代替「鵜呑み」にしてしまいがちなんだけど 探究してるんであれば「ほんまかいな?」となる。 ならないとおかしい。うまくいってないってこと

          「大学受験」が選抜機能を失うとき