岐阜県立可児高等学校・探究部

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岐阜県立可児高等学校・探究部のWebページです。 主に 1)学年で実施される「総合的な探究」の時間について 2)有志活動である「エンリッチ・コアメンバー」の活動 3)その他のスピンオフ企画 についてお伝えしています。

最近の記事

自立持続可能性自治体とは?

今朝は、可児高校、社会見学で皆さん、それぞれの場所に 研修に出かけておられます さて、今朝、隣の「美濃加茂市」の市長さんがこんなコメント挙げておられました。 ちなみにどの新聞も一面にあげてましたね。 ただ新聞読んで気づいたのはこれ、 政府系とかの発表じゃないんですね。 それはさておきストーリー的には 人口減少によって、地方がどんどん縮小し、 最終的に・・消滅可能地域になるという よく聞く話題です。 日本の教育でこれだけ地域探究に力を 入れるのも、この影響は少なからずあ

    • 話題提供「日本の人口減の影響」

      今日、教育評論家の伊藤俊雄先生の記事を Yahooニュースで拝見しました。 (東大大学院のMさん繋がりでウォールでは よくお見かけするんですが面識はまだないです) さて過激なタイトルですが決して煽りではないようです。 「出生数減の日本…。18年後、MARCHは日東駒専レベルに?日東駒専がFラン大になり大東亜帝国は消える」https://news.yahoo.co.jp/articles/53f52593db871886e2316c71cb222c29fa6b5573 詳細は

      • 探究活動とは?(イントロ③)

        では、 解決したい課題が絞り込めた、 とします。 探究活動の設計で重要なこと 次は「解決手段の絞り込み」この段階ではリサーチ力がものをいいます。 アイデア出しであれば素人の皆さんのアイデア、大事だともいます。 しかし解決するアクションの実行には、必ず発生するものがあります。 はい、それは「コスト」です。 コストはお金だけではありません。 誰かにインタビューを依頼すれば 「相手があなたに割く時間」は相手のコストです。 何かを実行する際、何も道具を必要としないのであればいい

        • 探究活動とは?(イントロ②)

          探究活動でまず自分を深掘りしつつ、いろんな地域の課題に触れながら 自分の琴線に触れる問題を絞り込みます。おそらくここの段階で「個性」が 出てくると思います。課題山積の日本社会、どの課題に「ピピピ」とくるか。 どの課題にピピピときてもOKなのです。「なぜその課題が気になるのか?」 から深掘りしてみてください。 スタートは「自分を知ること」 リサーチクエスチョンを設定する際に考えてほしいことは2点。 「社会をより良くする」要素は次の2点に分けられるでしょう。 1)世の中の需要

        自立持続可能性自治体とは?

          探究活動とは?(イントロ①)

          高校来て始まった「探究」って授業、何するんだろう?と 期待やら不安やら色々感じていることでしょう。 可児高校では探究をこのように位置付けています。 探究サイクル 課題発見・設定 その課題解決のための方法を決めるための情報収集、 課題解決のためのアクション実施、 アクションの結果を整理、分析をして、考察をまとめる。 まとめた内容を「他者が理解できるよう論理的に説明する」 このようなプロセスを仕組みとして運用し、体得してもらう のがこの授業の目的となります。 可児高校ではそ

          探究活動とは?(イントロ①)

          大学の授業を受けてみよう!(無料で)

          大学に行く人も、行かない人もいると思います。 それは個人の決断ですし、人それぞれのキャリアプランがあるので それに向かって日々努力していると思います。 さて、大学に行く希望がある人で、大学の授業を 受けたことがある人はどれぐらいいるでしょうか? 大学のオープンキャンパスでの模擬授業はあくまで模擬授業。 高校生向け、高校生でもわかる内容で、大学の学びを疑似体験 してもらおうと大学の先生方もさまざまな工夫をされていると 思うので「受講して楽しい」ものもあろうと思います。 今日

          大学の授業を受けてみよう!(無料で)

          理系探究の大変なところ・・

          「探究における理系の立ち位置」 地域探究って文系でしょ?という声は意外と多いわけですが、「課題のカテゴリーは地域だけど、解決手法は理系」ってことであれば全然理系なので、気にせずに取り組んで欲しいと思います。(やはり、進路につながるような有意義な時間の使い方も検討して欲しいと思います。いや、1年間「なぜそんなことに!?」と言ったあっと驚く・困惑するテーマに取り組むのも悪くないですが。) 昨年度の例 例えば、昨年度44期の探究であったチーム「残飯美化」では「地域の観光資源の

          理系探究の大変なところ・・

          情報系、行きたいという人へ

          AI系とかやりたいっていう人(と言っても、はっきり言って、やりたいことができるようになるのは大学院以降なんだろうけど・・)に限って「じゃ、Transformer2ぐらいは動かしたことある?」なんて聞かれても、うちの学校ではあまりそういうコアな人にであることは少ない。 https://ascii.jp/elem/000/004/187/4187353/ とはいえ、学校(正確には県)から支給されたタブレットでは動かないと思いますが、まあ、情報系行きたいって人は普通は自前のPC

          情報系、行きたいという人へ

          R5可児市高校生議会(後編)

          後半の部ーエンリッチコアメンバー報告・提言 可児DAOチームの発表 この高校生議会で多分議員の方々を一番戦々恐々とさせたのはこのチームではないでしょうか。DAO、なんじゃそりゃ?ですよね。渡部も中田敦彦さん、キンコン西野さんとか追いかけてなかったら、伊藤穰一さんとか追っかけてなかったら「知らんがな」です。たまたまYoutubeでそういうのをみて気になってたところに個人探究でNFTやりたいんですけどーといってきた岩村さんがいなければ始まってなかったプロジェクトです。(そうい

          R5可児市高校生議会(後編)

          令和5年 可児市高校生議会(前編)

          1年間の探究の成果を報告、および、議会への要望を行いました。 スタートは教員側の趣旨説明ということで、渡部から本校の探究学習の位置付けについて「ざっくりいえば、地域探究でどれだけ達成感感じたか、でUターン変わってくるんじゃないんですかね?」って話を。同僚栗原より総合的な探究の学習について趣旨説明を行ってから本番、ということでここから詳細をレポしたいと思います。 1年生、2年生学年探究代表者の報告1年生代表の発表 1年生は残飯処理ならぬ、残飯美化。残飯を使って肥料を作り、市

          令和5年 可児市高校生議会(前編)

          3月20日「つながレストラン」に参加してきました!!

          地元ケーブルテレビ可児様主催の「つながレストラン」というイベントに出てみませんか?のお話を受け、学年探究の活動(週1の普通の探究)で「地元産物で地産地消メニュー」という共通テーマの2チーム「五平餅チーム」と「ベジカレー(こちらはピンです)」に声をかけ、参戦が決定・・ ただ、どちらもギリギリまで「納得いかない・・」状態が続き、参加を個人的には危ぶんでいたわけですが、、、カレー宮本さんは「なんとかなるっしょ」といつもの調子で、五平餅チームはフロントマンが研修でその日は参加できな

          3月20日「つながレストラン」に参加してきました!!

          プレジデントファミリー最新刊にて

          本校卒業生、Kさんのインタビュー記事が掲載されました。 よろしければお近くの書店、Amazon等でお手に取って いただければ幸いです。(って、可児高校には何もありません〜) かくいう私も、まだ書籍は手に取れていないため、 内容については分かりませんが・・・。 Kさんと現役生とのコラボレーション企画も進行中。 また具体化したらお知らせします。

          プレジデントファミリー最新刊にて

          地域探究あるある(1)

          可児高校探究って、何してんの?本校の総合的な探究の時間では 1年生では地域を題材にしています。 まず1年生は 「生徒自身の深掘り(生き方・在り方を考える時間 かつ、学級づくりの時期でもあります)をする期間」 であり、 「探究手法の習熟」にフォーカスを当てます。 この時期はあえて、グループ探究にしています。 2年生では地域の枠をはずし、 自分自身の探究テーマを追求します。 ただ、自分の興味関心や課題意識が同じベクトルなら (似てれば・・ぐらいの運用です。ただ、本当に一致 して

          Eテレ 「ニュー試」にて本校卒業生出演

          放送後になってしまいましたが、NHKプラスにて視聴可能です。 昨年度東京大学法学部総合型入試で合格した生徒の探究活動について 取材が入ったようです。(詳細はよく分かりませんが・・おい) 何が良かったかは分かりませんが、 1)内発的動機 2)地域課題と内発的動機が繋がったこと 3)地域、OYWJのような他団体の協力 4)タイミング、コロナ禍によって活動の幅が広がったこと ですかね・・・ ちなみに、彼女がいた頃は本当にコロナ2年目から かぶっていたことで、オンラインでのメンタ

          Eテレ 「ニュー試」にて本校卒業生出演

          来年度の学年探究に向けて

          新2年になられる方々から次年度の個人探究に向けて 質問が来ております。 テーマ設定、リサーチクエスチョンの立て方について まず、自分が何に興味・関心があるのか?を深掘りします。 「今年一年頑張ったけど、何がしたいかわからない人」 いきなり高校来て「探究しろ」と言われて困った人、 いると思います。大人でも「週あたり〜時間職務と関係なく 自分が打ち込みたいことを打ち込んでいいよ、勤務時間内に」 と言われても何をしたいか、考え込んでしまう人が大半です。 実際、あのGoogleで

          来年度の学年探究に向けて

          岐阜アントレプレナーシッププログラムに参加してきましたー!

          岐阜市に遠征〜Gifu Innovators' Village 12月16日土曜日14時30分から、岐阜市にあるGIKEN GROUP本社屋外で行われた岐阜アントレプレナーシッププログラムに参加してきました。岐阜県商工労働部の企画、プログラム設計はセルフウィング社、運営母体が角川アスキー。あまり教育委員会の企画だとあまりこういう構え・陣容で行うことがないので新鮮な立て付けでした。企業によるトレーニングプログラムにアクセスしやすくしていくためにも、今後こういったセミナーを実施

          岐阜アントレプレナーシッププログラムに参加してきましたー!