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特に保護者におすすめ記事

ちょっと気になる記事があったので、
まとめてみました。
「大学、中退率上がってます。」
なんででしょうね??


気になる記事がありました。

そりゃ、本人たち(高校生)にも
読んでほしいですが、進学資金をほとんどは
保護者が負担されると思います。
大学進学、自宅から通学するにしても
まあまあな金額かかりますよね。
しかも20代の貴重な4年〜10年と
使うわけですから慎重に選びたいものです。

実際、何やりたいのか体験を通して考えたり、
他者との対話で気づくこと、または
大人から「感謝されて目覚める」パターン
や身内に起きた出来事から使命感に燃える、
そんな場面もあると思います。

体験格差

最近、総合型選抜界隈では「経験格差」と言う
言葉が使われます。経済力でできる体験に
差が出てきています。

留学しかり、
塾もそうですし、
その他諸々の体験的な活動。
ワークショップへの参加など。
これら、基本的には保護者による
働きかけが生徒の後押しになると
思う反面、経済的なことで言えば、
私も6歳の娘の父親ですが、十分に
娘の体験に投資ができているか?
といえば、なかなか・・・。
(と言うのと今はしっかり体使って
 はしゃぎ回って体力つけてくれれば
 それでいいとも思ってるわけですが。)

そういった、経験の「差」や
周りの大人の見方・考え方によって
生徒自身も世の中・社会の見方が
変わってくると思います。

僕は昭和の人間ですから、部活動全盛。
土日部活。365日分の何日部活やった
ことでしょうか。闇で遠征も行き・・・。
そういった経験や他の保護者、他校の指導者
当然地域の愛好家との練習など様々な場面で
いろんな価値観に触れ、技術も試行錯誤。
そんな中で多角的に物事を考えるとか
そう言うことが培われた、そんな気がします。

ですので、
「こうしたら目標が決まる」と言う方程式が
あるわけでもないので、本人が自分の意思で、
いろんな体験をされる、しかない気がします。

予想外の大学の仕組み

今までは大学名で大方、就職戦線の戦況も先読み
できましたが「ガクチカ」なんて言葉もよく聞く
ようになりました「学生時代に力を入れたこと」
ですけど力を入れようにも、大学に行ったは
いいが「やりたいことがそこになかった」と言う
パターンは往往にしてあります。

ジョブ型と呼ばれる大学・学部は特定の資格
や職業に紐づいていますので、その資格が取れる
かどうか。スキルが身につくかどうか。
それら職能が身についたとして、

社会でそれをどう活かしていきたいか?

その辺りまでビジョンがあるかどうかは、
一般入試以外の入試では問われると思います
ので、それが言語化できるように
親子でしっかりと言語化・対話をする
必要があると思います。

こんなはずじゃなかったを避ける

そして、学部も同じ名前だけど、やってる内容が
同じとは限りません。
当然教授の専門、研究室が
やってることが中心になりますから、その内容を
精査する必要があります。

自分の苦い体験談

これまではそこまでやることは必要なかったと
言うのが昭和、平成という時代でした。だって、
大学名で就職がある程度担保されてきたわけです。
でも、その努力をしても本当にそれが得られるか
は「本人次第」な時代です。そういう現実に直面し、
自分が熱を入れて取り組むものが見つからなければ
保護者に費用負担してもらってるのも申し訳ない、
退学・・・というルートも分からなくはない。

大学1〜2年は暗黒期でした。

ただ「教員免許取れればいいな」「剣道続けられたらいいな」
それだけで国立大も落ちたし、遠方の県立大は「まあそこ
行くぐらいなら、京都あたりにしておきなさい」ってことで
京都産業大学に入学しました。外国語学部英米語学科。
入ったら「英語ができるようになる」と思ってたのが
甘かった。入ったら容赦がない
「ネイティブ90分オールイングリッシュの
 【必修授業】・・」いや、詰んだな、と思いました。

しかも、体育会系剣道部に入って、1年目はまあやれるかな
とも思ったんですけどやっぱり地方の公立高校でちょっと
頑張ってたレベルとインターハイ・国体出場者の中で
揉まれるのとではちょっと違いました。

色々読み違え、考え違いをしてたのです。
しかも、必修の授業はかろうじてとったものの成績不良。
保護者呼び出されて・・
「オタクの息子さん、このままだとやばいですよ」
「おい、お前どうなっとる!?」まあそうですよね。

でも、大学で何やるか、大学での学びに向けて必要な
準備をしてきたかっていうと「なんとなく周りがそう
だから」ということで流されてたんだな、と今は
思います。

なので、できれば今の目の前にいる生徒さんには
「大学で何をどのように学ぶのか、それは何のためか?」
ってビジョンを持って進学していってほしいな、と
強く思います。

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