土曜講座〜スパイスカレー講座〜(11月18日[土]実施)
<講座開催の経緯>
2年・学年探究の個人探究として取り組んできた「カレーメニュー作り」
ただスパイスを確定させたり、その後の商品としてどう提供するのか。
色々と考えるうちに暗中模索に。そこでここは
「三人寄れば文殊の知恵」方式で「みんなでカレー、作っちゃおう。」
ということで企画を考え、
多治見市であべべカレーを営む小島佑摩さんご協力のもと、
実施することができました。
本格スパイスから作る「自分だけの本格スパイスカレー」を。
「カレーに正解はないです。
出来上がったカレー、自分で美味しいと思うカレーが正解です」がモットーの小島さんのベースカレースパイスをみんなでアレンジして
自分だけのオリジナルカレーを作ってもらい、スタッフとしては
いろんな組み合わせを同時に試す、という計画で進めてきました。
準備・ベース作り
資材の搬入、参加者が使う機材の洗浄等をスタッフで済ませ、参加者が来るのを待ちます。その間に小島さんはスパイスを並べましたが、それだけで「スパイスファクトリーやー!」雰囲気作りは完璧です。
実習スタート
まずは油で辛味や香りの立たせたいスパイスをテンパリングします。この「テンパリング」という言葉を覚えただけでも何か「あれ?俺上手くなったんじゃない?」と思わせる魔法のキーワードでした。
テンパリング・材料調理・煮込み
油でテンパリングした香辛料に玉ねぎを入れて飴色になるまで炒めます。その後ニンニク・生姜他、重い思いの材料を投入し、トマト缶・ベースの香辛料を入れ煮込みます。その後、各自で追加の香辛料の香りを確かめながら思い思いのスパイスを入れました。
実食
ということで、無事に、実食することもできました。
今回実施してみて、スパイスの可能性を感じるとともに、
料理するって創造的かつ瞑想に近いというか、自己との対話であったり、
周りの友達とワイワイ話をしながら進めるという意味では対話的であったり。
普段は作ってもらうばかりの生徒が自分でカレーを作るという行為に
没頭する姿は本来的な「探究的な学び」を思い出させてくれた気がします。
まとめ
今回企画した2年生コアメンバーのMさん、補助として手伝ってくれたHさん、そしてやはり物心ともに講師を勤めていただいた、多治見市あべべカレー店主小島佑摩様ご協力いただきましてありがとうございました。
次年度以降、何かしらの形でこの講座を開講していければと思いますので、次回開催の折はぜひ参加していただければと思います。