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理系探究の大変なところ・・

「探究における理系の立ち位置」

地域探究って文系でしょ?という声は意外と多いわけですが、「課題のカテゴリーは地域だけど、解決手法は理系」ってことであれば全然理系なので、気にせずに取り組んで欲しいと思います。(やはり、進路につながるような有意義な時間の使い方も検討して欲しいと思います。いや、1年間「なぜそんなことに!?」と言ったあっと驚く・困惑するテーマに取り組むのも悪くないですが。)


昨年度の例

例えば、昨年度44期の探究であったチーム「残飯美化」では「地域の観光資源の一つであるバラ」の認知度がイマイチあがらないとか、地域の人たちもあんまりバラに対して愛着がないとか(あると思いますが、仮に!ということです!!)そういう課題があるとします。

「解決手段」こそ、理系の本領発揮の場

一方、フードロス問題が注目され、フードロスが減るような取り組みが求められる中で、「この二つを掛け合わせて、一石ニ鳥を狙おう」としたこのチームの取り組みですが、後半は農業大学校様や国際園芸アカデミー、そして岐阜ワールドローズガーデン様等にお尋ねしましたが、肥料の性質と薔薇の植生との相性を考えたり、効率の良いコンポストの設定など、考えるべき事柄は「理系」な項目ばかりでした。

アドバイスしてくれる先生を見つけよう!

ということで、「解決手段としての理系的なアプローチ」であったり、問題の切り取り方を考える上で「理系的な情報収集の方法・調査方法」が必要である場合も多いです。そういった方法についての検討は、理科教員等の助言・指導を仰ぐ、または外部の有識者のアドバイスを得るといいです。

外部の懸賞・メンター制度を利用しよう!

そういう意味で、リバネス様のこう言った企画を活用するといいと思いますので、参考にご覧になってください。

課題解決をものづくりでやってみたい中高生向けの研究費を募集しています(〆切4/26)
サイエンスキャッスル研究費ものづくり0.THK賞とは、ものづくりを応援するための研究開発の資金15万円とTHK社の部品・アドバイスを提供するものです。
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どんな内容なのか気軽に質問もできるオンライン説明会を実施しますので、奮ってご参加ください。

<ものづくり0.THK賞 オンライン説明会>
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参加登録はこちら: id.lne.st/project/sc_grant_consultation/regist/basic_info/1
(登録後に接続リンクが送付されます)
*教員・生徒さんのどちらもご参加いただけます。

<参考>
◯THK株式会社について:
THK株式会社は、「ころがり化」によるスムーズな直線運動を可能にした機械要素部品であるLMガイドを開発した企業です。「スムーズな動き」を活用した、世の中の課題を解決するものづくりをテーマにTHKものづくり0.賞を設置しています。ものづくり経験によらず、身近な生活の課題、社会の課題、部活での課題、医療など世の中の課題を解決するどのようなテーマでも応募可能です。
◯参考サイト:
昨年までの採択テーマも記載していますので、詳しくは以下の紹介ページをご参照ください。
ものづくり0. webサイト:www.monozukuri-zero.com/science-castle/

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